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介護予防・健康づくり講座が開催されました
3年ぶりに介護予防・健康づくり講座が2月8日(水)に湘南台公民館(参加者40人)で、2月16日(木)に秩父宮体育館(参加者54人)で開催されました。
「オーラルフレイル(口腔機能の低下)」をテーマに、第1部では「お口の機能は自分で守ろう」~最後まで自分の口で食べるために~という切り口で藤沢市歯科医師会専務理事 関根 顕先生に臨床の視点を交え講義いただきました。
高齢期に入ると口の手入れがおっくうになること、唾液の分泌が減ることなどで虫歯、歯周病が進行し、口の細菌が身体に回り糖尿病をはじめ、さまざまな病気を引き起こす要因になることなどを、要介護状態別のデータやグラフ、臨床の写真、実生活で高齢者が食べているのか、食べられているのかという違いを栄養素・噛む回数別・食物別の料理を示した図などを用い、わかりやすく、そして、詳しくお話しいただきました。
オーラルフレイルの予防には、日々の手入れ、口の状態を把握しましょうとのことでした。そのためには、是非、自身にあった「かかりつけの歯科医」を持ちましょうと締めくくられました。
第2部は、実際の口のケアを藤沢市健康づくり課 三澤 洋子歯科衛生士から実習形式で講義を受けました。
実習内容は、磨き残しを減らす歯ブラシの使い方、唾液の分泌を促す口の体操などをはじめ、唱歌をパ・タ・カ・ラで歌い、最後に「銀座カンカン娘」をパタカラの歌詞に替えて締め、大いに笑い盛り上がった2時間となりました。


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